シグマグループは、1978年、アルミ二次合金地金の製造販売、メタルスクラップのトレーディングを目的として設立されました。台湾(高雄)、中国(浙江、濱州、重慶、日照、長春、成都、包頭、鞏義)にはそれぞれ規模型工場区、東莞及び漳州連絡所、米国貿易事務所及び日本貿易事務所を設立しました。現在は1300人以上の従業員を持ち、年間売上高は80億人民元を超えています。   近年、アルミリサイクルはグローバル化され、一方で、アルミスクラップも多種多様化しながらも、例えば、破砕された自動車等から発生するアルミスクラップから、定められた規格のアルミ合金地金を製造することで、循環型社会に貢献することを重要な役割として捉えております。 生産された製品は、自動車産業向けを始めオートバイ部品や家電製品、その他各種産業向け用途に幅広く販売されています。


  これに続く1981年、Sigma Brothers Inc., が台湾の高雄で設立され、現在もグループの金属部門全般を統括しています。 そして、アルミニウム二次合金製造と非鉄金属のトレーディングが、今日のグループのコアビジネスとなっております。
次に、現行の稼働工場について説明いたします。 高雄工場は、月間6,000トンの生産能力で1987年に設立されました。 重慶工場の月間生産能力は10,000トン、日照工場10,000トン、成都工場5,000トン、包頭工場10,000トン、長春工場は6,500トンです、濱州工場は8,000トンです(一期)、鞏義工場は8,000トンです(一期)。 浙江工場月間生産能力10,000トンのほぼ同量を生産し、また、1,500トンの亜鉛合金地金生産能力も有します。これらグループとしての工場の年間生産能力は約100万トンにのぼります。

  我々は、数百にもおよぶダイカストおよび鋳物用合金地金を製造する知識と技術を持ち、製品の納入方法も従来の冷材によるデリバリーの他、溶湯供給体制も整備し、多様化する需要家のいかなる条件にも対応できる体制を構築しております。 また、LME(ロンドン金属取引所)に、高雄シグマ”SBI”・上海シグマ“SIGMA”・漳州シグマ”ZSM”の、三つのアルミ合金地金の商標を登録しています。 ISO9001・ISO14001・OHSAS18001・IATF16949の国際規格認証に加え、中華人民共和国国家発展和改革委員会より、循環型経済社会に貢献したモデル企業として最初の指定を受け、世界的にも充分認知されたブランドであり、グループ企業であります。 


  新格集団は「資源ごみを有効に利用すれば,ゴミを宝に変えることができる」という理念を受けて、自主的技術革新理念を貫き、2017年8月に環境保護テクノロジー事業部を設立しました。今までに4社の環境保護テクノロジー会社はそれぞれ重慶、包頭、濱州、鞏義に位置しています。アルミニウム灰の再生利用を深く研究し、高付加価値があるのエコ製品を産出し、ゼロエミッションを実現することを目指しています。アルミニウム灰を既に自主的な処理技術で無害化してエコ製品に変えています。現在、この処理技術は国家知的所有権局に国家特許として審査されています。 

        2004年4月に シグマグループと大紀アルミニウム工業所は共に投資した上海大紀新格工業炉有限公司を創立した。同社は、アルミ鋳造メーカー向け溶解炉や保持炉、るつぼ炉の設計、製造および販売、技術サポートやメンテナンス等の事業を主たる目的としています。

        シグマグループは、常に、熱く、粘り強く業務に取り組むことを基本理念として、忠実で誠実な対話を繰り返し、環境保全を実現させるべく -RECYCLING FOR A BETTER TOMORROW。

  より良き明日をリサイクルで- を合言葉に、これからも邁進していく決意です。